2009年01月27日
N's空間計画工房 とは?
N’s空間計画工房の Studio・事務所の写真です。
遅くなりましたが、初めて公開します。
手前のテーブルが 打合せや 模型作りや 食事をするなど
何にでも使っているスペースで、
本棚の奥が パソコンを置いている 執務スペースです。
私は建築を考えるにあたって
・建築を、『 空間として創造していくこと 』 を大事にしたい
・温かみのある 手作り感覚で 『 もの作り(もの創り)』を行いたい
・押し付けでなく 対話を重視した 親しみを持ち続けたい
と思っています。
医者で例えるなら、『町医者』的な 建築士でありたいと思っています。
よく ひとから 『N's空間計画工房』 の 『N』 って
『中村』 のイニシャルの 『N』 でしょう?って聞かれます。
それについては、1/3 ほど 当っています。
最終的に、『N』 としたのは 『中村』 のイニシャルだからです。
事務所の名称を考えるにあたって、はじめ
私には 2つの相反することが 頭の中にありました。
・一つは、私自身の建築に対する考えや思いを、
わかりやすく 表現した言葉を使う。
・もう一つは、名称からは 建築の設計等を行っているとは
想像できないようなものにする。
前者は、私が建築に対して 自分自身の手で 『空間』 を作っていきたい
という思いを 表したくて 『 工房 』 という日本語を使おうと考えていました。
英語表記したとき、『 studio 』 とするか『 atelier 』 とするかは
あまり深く考えず、言葉を音として発したとき
『 Atelier N's Spatial Design 』 より
『 N's Spatial Design Studio』 の方が
耳に快く響く感じがしたので 『 studio 』 としました。
後者のほうは、例えば
『 Orange Juice (オレンジ・ジュース)』
太陽の明るいイメージのOrange と “活力の源”としてのJuice だとか
(ただ、juice には卑猥な意味もあるのでやめました)
『 EXIT (エグジット・出口)』
わたしは、どんな難題でも 突破口・出口を見つけて
快適な空間を作ります といった 大それた発想を表したものだとか...
でも結局、自分自身の思いや考えを
ストレートにわかりやすく 表したほうが良いと 判断して
『 空間計画工房(Spatial Design studio )』 としました。
さて、残すは 『 N 』 ですが
これも 私の建築に対する思いや考えを表す言葉を書き出していくと
その言葉の多くが ある2つの 頭文字 に分けられるのに気づきました。
それが、この『 N 』 と もう一つ 『 C 』 だったのです。
『 N 』 は
new : 新しい
necessary : 必要な・必要とされる
neighbor : 隣人・仲間・地域に根ざした
natural : 自然の,ありのままの,気どらない
next : 次世代へ向けた
navigate : 舵をとって良いものへと導いていく
nestle : 家庭を作る,愛情こめて寄り添う
『 C 』 は
creative : 創造的な,生み出す
comfortable : 心地よい
can : できる,する力がある
care : アフターケアーを重視する
chance : 運命,めぐり合わせ
clear : 澄みわたった,明快な
craft : 技術,技巧
confidence : 信頼
cozy : 居心地のよい,
さてさて、そろそろ事務所登録をしなくては...って時期が来て
『 N 』 か 『 C 』 か決めなくては.....
どちらも、思いを表しているようで、
いっそのこと 『 NC (CN)』 とでもしようか.....
それで、さんざん迷ったあげく
最終的には 前述したように
『 中村 』 のイニシャルだからっということで
『 N 』 と することにしました。
これからも
N's空間計画工房 をよろしくお願いいたします。
Posted by ryosuken at 19:16│Comments(0)
│N’s空間計画工房について