2011年04月30日
祝 開店...Hair Ruup ann
5/1に新都心(住所は安謝ですが)に
美容室『Hair Ruup ann』がOPENします。
いつも、カットをお願いしてもらっている
近藤さんのお店『Hair Ruup Ukishima』の2号店。
開店 おめでとうございます!
場所は58号線 浦添向け 安謝高架橋手前のローソンを入り
少し行った左側.....しゃぶしゃぶ『温野菜』の前
有名なケーキ屋さん『ル・パティシエ・ジョーギ』の2Fにあります。
居抜き物件でのOPENということで
内部のインテリアや設備などは
そのまま使われるということでしが
ファサード&看板をどうにかしたいというご相談があり
デザインの監修のお手伝いをさせていただきました。
ご要望は 正面のシルバーのアルミサッシを
何とか金属チック感をなくし木質感を出したい
という 漠然としたものでした。
またその時のお話しの中で
お気に入りのカフェに木製の板塀があって
それが気に入っていてるということでした。
そして OPENの日程を伺ったところ
ファサード&看板をやるだけとはいえ
製作や工事の日程を逆算すると
1・2週間のうちにデザインを決めて
工事費の予算調整やらないと 間に合いそうにない.....
この日の 最初の打合せを終え
どんな風にしようか考えて
ふっと思いついたのは
2階だし 1階とは違って
通りからあまり店内が見えないから
ガラス面を閉じてみよう ということ。
そう考えた一つの理由は
通りに面したガラス面が南西の方向...
つまり西日が強いので冷房効率が悪くなる、
だからガラス面の外側にルーバーなど遮蔽物があると
冷房のランニングコストが抑えられるので
良いのではないかなぁと思いました。
(逆に完全に閉じてしまうと
暗くなるので照明の電気代がかかりますが、
これはあとで述べる開口部から光を取り入れ
器具をLEDに変えることで対処しようと考えていました。)
そこでこのガラスの前面に 横ラインの板塀(板壁)を設け
そこにいくつか窓風に開口を開け
両開きの木製板戸をつけ
プランターを置ける窓台みたいなものを設ける
というデザイン...
横板の壁面に 木製の開き戸付の窓がある
といった風のデザイン
このアイデアをもとに
簡単な落書きのようなイメージスケッチをもとに 打合せ。
オーナーの近藤さんも 少しづつイメージがでてきて、
ガラス面を閉鎖的にするのではない方かよいということで
だんだん 閉鎖 ⇒ 開放
にデザインの方向性を修正していきました。
(そしてこのスケッチとは違う
開放的な今のデザインに至りました。
1階のジョーギさんの店舗とのバランスからしても
完成したデザインでよかったと思います。)
今回は時間の制約がかなりあったので
施工をお願いしている モロミデザインの諸見里氏も交え
近藤さん・諸見里氏・私の三者で話しながら、
デザイン・アイデア・施工方法・費用面などを考えていきました。
ここで問題となったのが メンテナンスのこと。
木に塗装を施すわけですが
当然、何年か後には塗り替えないといけなくなります。
しかも 南西向きでモロに太陽光があたる...
ということは 色あせがことの他早いと考えられます。
その際に 2階部分ですから 塗り替えは素人ではむずかしく
また プロに依頼しても 足場が必要になるので
余計な費用がかかる。
そこで でてきたアイデアが プランター台の部分を強固にし、
そこにのって塗り替え時の作業をやりやすくするということ。
もちろん 素人の手では無理ですが
足場を設置することによって
1階の店舗に迷惑をかけることなども低減されると思います。
一方、看板の方では、
『Hair Ruup』 或いは 『Hair Ruup ann』 を
全ておなじ文字の大きさにすると
文字がぼやけてしまうっことが気になっていたので
『Ruup』だけだとか
『R』だけを大きくするなどした方が良いと思い
近藤さんに その方向で 考えてもらうように提案しました。
その結果、『R』を強調したデザインとされたようで、
なかなか良くなったと思います。
今回 かなりの短時間でしたが
このように三者で話しながら知恵をしぼっていくことが
上手く有効に働き
ファサード・看板がより良いものに出来上がったと思います。
4台分の駐車場もあるとのことで
アクセスしやすく 場所もわかりやすい便利なところです。
そして、何よりもカット技術も すばらしく
ひとりひとり 出会いを大切に
じっくり話しながらスタイルを作ってくれます...
そんな『Hair Ruup ann』 で
一度スタイリングしてみてはいかがでしょうか。
よく、近藤さんと
“ヘアのスタイリング“ と “建築の設計・デザイン”って
似たところがありますねって話すのですが
その通りだと思います。
まずは じっくりと話を聞き
提案しながらイメージを広げていき
お客様の望むものを作り上げていく...
そして 信頼して依頼していただいたお客様の笑顔が
何よりの喜びです。
美容室『Hair Ruup ann』がOPENします。
いつも、カットをお願いしてもらっている
近藤さんのお店『Hair Ruup Ukishima』の2号店。
開店 おめでとうございます!
場所は58号線 浦添向け 安謝高架橋手前のローソンを入り
少し行った左側.....しゃぶしゃぶ『温野菜』の前
有名なケーキ屋さん『ル・パティシエ・ジョーギ』の2Fにあります。
居抜き物件でのOPENということで
内部のインテリアや設備などは
そのまま使われるということでしが
ファサード&看板をどうにかしたいというご相談があり
デザインの監修のお手伝いをさせていただきました。
ご要望は 正面のシルバーのアルミサッシを
何とか金属チック感をなくし木質感を出したい
という 漠然としたものでした。
またその時のお話しの中で
お気に入りのカフェに木製の板塀があって
それが気に入っていてるということでした。
そして OPENの日程を伺ったところ
ファサード&看板をやるだけとはいえ
製作や工事の日程を逆算すると
1・2週間のうちにデザインを決めて
工事費の予算調整やらないと 間に合いそうにない.....
この日の 最初の打合せを終え
どんな風にしようか考えて
ふっと思いついたのは
2階だし 1階とは違って
通りからあまり店内が見えないから
ガラス面を閉じてみよう ということ。
そう考えた一つの理由は
通りに面したガラス面が南西の方向...
つまり西日が強いので冷房効率が悪くなる、
だからガラス面の外側にルーバーなど遮蔽物があると
冷房のランニングコストが抑えられるので
良いのではないかなぁと思いました。
(逆に完全に閉じてしまうと
暗くなるので照明の電気代がかかりますが、
これはあとで述べる開口部から光を取り入れ
器具をLEDに変えることで対処しようと考えていました。)
そこでこのガラスの前面に 横ラインの板塀(板壁)を設け
そこにいくつか窓風に開口を開け
両開きの木製板戸をつけ
プランターを置ける窓台みたいなものを設ける
というデザイン...
横板の壁面に 木製の開き戸付の窓がある
といった風のデザイン
このアイデアをもとに
簡単な落書きのようなイメージスケッチをもとに 打合せ。
オーナーの近藤さんも 少しづつイメージがでてきて、
ガラス面を閉鎖的にするのではない方かよいということで
だんだん 閉鎖 ⇒ 開放
にデザインの方向性を修正していきました。
(そしてこのスケッチとは違う
開放的な今のデザインに至りました。
1階のジョーギさんの店舗とのバランスからしても
完成したデザインでよかったと思います。)
今回は時間の制約がかなりあったので
施工をお願いしている モロミデザインの諸見里氏も交え
近藤さん・諸見里氏・私の三者で話しながら、
デザイン・アイデア・施工方法・費用面などを考えていきました。
ここで問題となったのが メンテナンスのこと。
木に塗装を施すわけですが
当然、何年か後には塗り替えないといけなくなります。
しかも 南西向きでモロに太陽光があたる...
ということは 色あせがことの他早いと考えられます。
その際に 2階部分ですから 塗り替えは素人ではむずかしく
また プロに依頼しても 足場が必要になるので
余計な費用がかかる。
そこで でてきたアイデアが プランター台の部分を強固にし、
そこにのって塗り替え時の作業をやりやすくするということ。
もちろん 素人の手では無理ですが
足場を設置することによって
1階の店舗に迷惑をかけることなども低減されると思います。
一方、看板の方では、
『Hair Ruup』 或いは 『Hair Ruup ann』 を
全ておなじ文字の大きさにすると
文字がぼやけてしまうっことが気になっていたので
『Ruup』だけだとか
『R』だけを大きくするなどした方が良いと思い
近藤さんに その方向で 考えてもらうように提案しました。
その結果、『R』を強調したデザインとされたようで、
なかなか良くなったと思います。
今回 かなりの短時間でしたが
このように三者で話しながら知恵をしぼっていくことが
上手く有効に働き
ファサード・看板がより良いものに出来上がったと思います。
4台分の駐車場もあるとのことで
アクセスしやすく 場所もわかりやすい便利なところです。
そして、何よりもカット技術も すばらしく
ひとりひとり 出会いを大切に
じっくり話しながらスタイルを作ってくれます...
そんな『Hair Ruup ann』 で
一度スタイリングしてみてはいかがでしょうか。
よく、近藤さんと
“ヘアのスタイリング“ と “建築の設計・デザイン”って
似たところがありますねって話すのですが
その通りだと思います。
まずは じっくりと話を聞き
提案しながらイメージを広げていき
お客様の望むものを作り上げていく...
そして 信頼して依頼していただいたお客様の笑顔が
何よりの喜びです。
Posted by ryosuken at 23:38│Comments(0)
│店舗・インテリアデザイン